畳張替えの注意点!リスクを回避する
畳は日に焼けるなど経年劣化をするものの一つです。
おおよそ5年から10年ほどで畳張替えを行うのが一般的となっていますが、置いてある場所などによってもう少し早まることがあります。
畳張替えの注意点としては、素材とタイミングを理解し、どの畳張替えを行うかを考えます。
畳張替えには裏返しや表替えそして新調の3つがあります。
最も行うことが多いのが裏返しですが、単に畳を裏返すのではありません。
縁を張替えたり、表を裏面へ付け直したりなどの作業が必要です。
最も費用を抑えることができる方法であり、手軽にできるのですが、裏返しの場合1度しか行うことができないデメリットがあります。
表替えは畳の表を替えることを指します。
芯材がしっかりとしている場合に行える方法であり、新品のような状態にすることができます。
畳表の素材によって費用が変わりますが平均して8千円ほどとなります。
どちらの方法も自分ひとりで行うと、畳が傷む原因になったり元の状態に収まらなくなったりする可能性があります。
リスクを回避するには、信頼のできる業者に依頼することが大切です。
畳張替えはプロに頼まなくてもDIYすることができる
畳張替えはプロに任せなければ実施できないと思っている人もいるかもしれませんが、DIYで行うこともできます。
まずは畳を引き上げる必要がありますが、1度に全て行うのではなく、1枚引き上げて作業を終えてから次のものを引き上げるようにすると失敗しづらいです。
敷いていた畳表の寸法を測って、新しい畳表の不要な部分は切り落とし、カットしたものを畳床に針で止めます。
畳の框を綴じてから畳縁を縫いつけていき、返し縫いまで済ませたら不要な糸を切って形を整えましょう。
ここまで終了すれば元の位置に戻すだけです。
このような方法で、畳張替えは実施することが可能です。
スピーディーかつ確実な仕上がりを期待する場合はプロに依頼することがおすすめですが、やり方や手順を知っていればDIYで畳張替えを行うことができることを知っておくと良いでしょう。
自分で試してみたい場合は、こういった流れで畳張替えを実施してみることがおすすめです。