畳張替えの費用はどれくらい?料金相場をチェック
畳張替えの費用相場は、張り替え方法によって異なりますが大きく3つのカテゴリーに分類されます。
畳は畳床と呼ばれる板上の部分に、普段見かける畳表というものを巻いて糸で編み込んだ構造をしています。
つまりすべて取り換えるのと、畳表だけ行うのでは金額が異なるのです。
これは資源を大切にしてきた日本ならではの文化で、実はリサイクルに適したものと言えます。
畳張替えの最も安価な方法は「裏返し」と呼ばれる方法で、畳表を裏表ひっくり返して張り替える方法です。
利用してきた表面が劣化しても裏側はきれいに保たれているため、一度であればこの方法が最も安く相場的には5000円程度です。
次に畳表を新しくする方法で「表替え」といいます。
費用は10000円程度ですが、原材料である井草の品質で値段が上下します。
最後に「新調」と呼ばれる方法は、畳床まで全て取り換える方法で20000円程度が相場と考えてよいでしょう。
こちらも品質によって金額が変動します。
畳張替えのメリットなどについて解説します
畳は最近見直されていて、住宅に導入されることが多くなってきています。
畳張替えの時期は、2年っから5年で裏返しをして、4年から7年くらいで表替え・15年くらいで新しく畳張替えをすると良いです。
変色や凹凸などの状態になっている場合は、畳張替えをした方が良いです。
畳には床材としてさまざまなメリットがあります。
畳には独特の風合いがあり、イグサのニオイはリラックス効果をもたらす作用があり、二酸化炭素を吸着する効果があるので、きれいな空気を保つことができます。
畳にはほどよい硬さとクッション性があり、長時間過ごしていても過ごしやすいといった特徴があります。
湿度を調節する作用もあり、暑いときはひんやりとして、寒いときにはあたたかくなるので、万能な床材になります。
フローリングに比べると畳み自体の厚さがあるので、音が響きにくく防音効果もあります。
畳は定期的なメンテナンスをすることで長く使用することができます。